結果の通知は申請から原則30日以内に届きます。
ただし、認定に必要な書類が揃わない場合など、遅延する場合もあります。

介護が必要な度合い(要介護度)に応じて、利用できるサービスや月々の利用限度額 などが異なります。

語句の説明

要介護度認定

要介護度 区分 心身の状態
要支援1 日常生活上の基本動作については、ほぼ自分で行うことが可能であるが、
手段的日常生活動作において何らかの支援を要する状態。
要支援2 日常生活動作を行う能力がわずかに低下し、何らかの支援が必要な状態。
要介護1 日常生活動作を行う能力が一部低下し、部分的な介護が必要な状態。
要介護2 要介護1の状態に加え、日常生活動作についても、部分的な介護が必要となる状態。
要介護3 要介護2の状態と比較して、日常生活動作及び手段的日常生活動作の両方の観点からも著しく低下し、ほぼ全面的な介護が必要となる状態。
要介護4 要介護3の状態に加え、更に動作能力が低下し、介護なしには日常生活を営むことが困難となる状態。
要介護5 要介護4の状態より更に動作能力が低下しており、介護なしには日常生活を行うことがほぼ不可能な状態。
非該当 日常生活上の基本動作については、自分で行うことが可能であり、手段的日常生活動作を行う能力もある状態。

要支援2と要介護1については、状態の安定性や日常生活自立度などにより区分される。

月々の利用限度額

在宅で介護サービスを利用する場合は、要介護状態区分によって1ヵ月に利用できる上限(利用限度額)が設けられています。利用者負担は、原則としてサービスにかかった費用の1~3割ですが、限度額を超えてサービスを利用した場合は、超える分は全額自己負担となります。

サービスの利用限度額(1ヵ月あたり)
要介護状態区分 区分支給限度基準額 利用限度額のめやす
要支援1 5,032単位 50,320円程度
要支援2 10,531単位 105,310円程度
要介護1 16,765単位 167,650円程度
要介護2 19,705単位 197,050円程度
要介護3 27,048単位 270,480円程度
要介護4 30,938単位 309,380円程度
要介護5 36,217単位 362,170円程度

サービスの利用限度は「単位」で管理します。
単位に単価(1単位あたりの金額)を乗じると利用金額が出ます。
上記表の利用限度額は、1単位10円として計算しています。単価はサービスの種類や地域区分によって異なるので、実際の利用限度額は変動します。

以下のサービスは上記の限度額とは別に利用限度額が設けられています。
特定(介護予防)福祉用具購入、居宅介護(介護予防)住宅改修、居宅(介護予防)療養管理指導  など
施設に入所して利用するサービスは上記の限度額に含まれません。